2015年9月7日月曜日

沖縄も雨模様&本紹介(月:仕事・ライフスタイル)『仕事文脈』

こんにちは!くじらブックスです。
晴れ続きから一転、沖縄も雨模様です。
昨夜仕入れに出かけたら、帰りは前も見えないほどの豪雨になりました!
台風も近づいているようで…。
本土の皆さま、どうぞお気をつけください。

さて、今週から曜日ごとにテーマを決めて本をご紹介します。
まだ実店舗のないくじらブックスに並んでいるところを想像していただければ…。
※手元に在庫がある本もございます。
※気になった方は、お近くの書店・図書館または
※kujirabooks.okinawa@gmail.com までご連絡ください

月曜日は<仕事・ライフスタイル>
ご紹介する本はこちらです。


『仕事文脈 vol.3 女と仕事』
(年2回春・秋発行、現在vol.6まで) 出版社:タバブックス
価格(本体):vol.1/476円、vol.2/500円、vol.3以降/600円

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『仕事文脈』とは?

すべてのゆかいな仕事人に捧ぐリトルマガジン、『仕事文脈』。
すてきなくらしの前に、仕事の話を。
流行のあれやこれを買う前に、お金を得る方法を。
勝ったり負けたり夢見たり嘆いたりするよりも、まず働いて生きることを。
気になる働き方、ないようである仕事、なんとかなる生き方など、
仕事のあれこれをとりあげる小さい雑誌です。

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(タバブックスHPより引用)

2012年に創刊された仕事に関するミニコミ誌。
『地方と仕事』『大きい仕事、小さい仕事』『旅と仕事』など、各号特集タイトルを見るだけで興味が湧いてくる。
登場する人々も、就活生、無職、田舎で自営業、プログラマ、編集者、非正規雇用、ミュージシャンなどなど。
多様な人々がそれぞれの仕事(一般的には仕事と定義されないかもしれないものも)について語る。
これが本当に面白い。
単純な「自分探し」「モラトリアム」「就職しなくていい」という言葉を語る人は皆無。
ただ、「何か違う」という感覚から目をそらさず、仕事・働き方について考え、悩み、日々できることをしている。
特にこのvol.3は『女と仕事』ということで、女性たちの正直な現状告白や考察がまとめられていて、興味深い。
人々の言葉を読めば、勇気づけられると同時に自分自身の「仕事」をどう捉え、向き合うべきか、考えさせられる。
この『仕事文脈』は私の独立心に少なからず影響を与えた、と思う。
「働く」ことについて考えている、老若男女にオススメしたい。

発行人であるタバブックス代表・宮川さん自身、長いフリー編集者経験の末、出版社を起業。
<おもしろいことを、おもしろいままに本にして、きもちよくお届けする。>ことをコンセプトに、ひとり出版社を切り盛りされている。
(詳細は『“ひとり出版社”という働きかた』(河出書房新社)に詳しい)
他にも個性的な本を発行されているので、ぜひ他のタバブックス発行書籍もご覧いただきたい。
タバブックスHP

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