2015年9月29日火曜日

本を求めて旅日記<九州編> 1日目 鹿児島

おはようございます!くじらブックスです。
皆さまいかがお過ごしでしょうか。
九州旅行1日目、歩きに歩いて夕食に焼酎を飲んだら、ぐっすり寝ていました…。
ので、一日遅れになりますがまず昨日の話から書いていきたいと思います。
本の旅、よろしければご覧ください。

----------------------------------------

9月28日(月)
午前中の便で沖縄→鹿児島へ到着。
バスで高速に出ると、周囲はさっそく山・山・山…斜面にいろんな種類の緑がもこもこと生えている。圧倒的な自然に見惚れる。
あても計画もなく来たので、とりあえず南下。
バスで指宿→<日本最南端の駅>西大山へ。
同じような観光客(外国人の人もいる)が写真を撮っている。しかし他にすることもない無人駅。どうしよう。
駅周辺唯一の売店をなんとなく眺めていると、無料の<九州お散歩マップ>のようなものを発見。
西大山~開聞駅まで10kmほど歩けるコースが掲載されている。
じゃあ歩いてみよう、ということで、開聞岳という山を目の前に、畑の道をひたすらに歩き続ける。


今日は曇りで、暑すぎずちょうどいい気候。ドーンとそびえる山の麓をぼんやり一人歩くのは、最高に気持ちいい。
遠く畑で働く人の姿や車で通りすぎる人はいるけれど、ほとんど人とすれ違うこともない。
集落の日常に自分だけが迷い込んだような異物感・よそ者感も、面白い。
途中、川尻海岸を経由。山と海の取り合わせは最高に気持ちいい。
ただ、思った以上に長い道のり。
疲れた…と、開聞駅で座っていると、70代くらいのおじいさんがやってきて世間話。
(今思えば、誰もいないところに一人でいるやつを心配してくれていた気がする)
おじいさんがふと、「沖縄の埋め立てどうなるんだろうねえ。他に移せばいいのにね」と言ってくれた。
こんなに遠くの人も、沖縄のことを少しでも考えてくれるのだという事実に、素直に感動する。
やっと来た電車(1時間~2時間に一本しかない)に揺られ、そのまま鹿児島市へ戻る。
乗り合わせる高校生やたくさんの人を見て、また日常に紛れ込んだ気持ちになる。
本屋巡りは明日にしようと思いつつ、とりあえずホテルに近いJ書店鹿児島店へ行き、鹿児島本をチェック。


『ライフ・トーク ―学生たちと歩いて聞いた坂之上の35名―』 著:ジェフリー・S・アイリッシュ、橋口博幸 出版社:南方新社
『七窪水源地爆撃記録』 著:岡村寛次 出版社:南方新社
『桜島!まるごと絵本〜知りたい!桜島・錦江湾ジオパーク〜』 著:NPO法人桜島ミュージアム、さめしまことえ 出版社:燦燦舎

上記3冊を購入。いずれも地元出版社のもので、初めて見る。どれも面白そう。
これからの荷物がすでに心配。
ホテルにチェックインし、近場の居酒屋で美味しい鳥と焼酎をいただいて、ほっと一息。
歩き疲れたけれど、まだまだ元気。
明日は鹿児島市内の書店をいろいろ巡れたらいいけれど、どうなることでしょう。
行き当たりばったりの旅は始まったばかり。

※いずれ追記・修正するかもしれません。

0 件のコメント:

コメントを投稿