2015年9月2日水曜日

「くじら」の理由&本紹介『ともだちは海のにおい』

おはようございます、くじらブックスです。
沖縄は今日も良い天気。青空に白い雲が浮かんでいます。
日中はまだまだ暑いですが、心なしか日差しは斜めに、空も少し遠く高くなったような気がします。
秋はもうやってきているようです。

さて、FBやブログを公開して、色んな方からメッセージをいただきました。

ありがとうございます!
その中で「なぜくじら?」という言葉をいくつかいただき。
これは書いておかなきゃと思ったのですが。

くじらブックスにした特別な理由は…実はないのです。


どんな店名にしようか毎日散々悩んだ挙句、「キャッチーでインパクトある単語って、動物かな」という話しになり、自分の中から出てきた一番キャッチーな動物名が、


くじら もしくは つちのこ


しかなく、つちのこは他に使用されているお店が検索で挙がったため、ギリギリでくじらになった、と。

素敵なストーリーがなくお恥ずかしいです。

しかし、くじらに決めると、想像していたよりもしっくりきました。

そして、昔から結構なくじら好きだったことに気づきました。


 

(家庭科のパッチワークでくじらを縫っていたり、美術の課題でくじらのミニ絵本を作っていたり等々。実家なので、実物が残ってました。恥を忍んで大公開)

これからもっとくじらのことを知って、親しんでいきたいと思います。
ご存じのくじら豆知識・トリビア等ありましたら、ぜひ教えてください。

お気に入りの本でも、くじら関係がたくさんあります。

せっかくなので、今日はその中から1冊ご紹介させていただきます。


 ともだちは海のにおい

『ともだちは海のにおい』 作:工藤 直子 絵:長 新太 出版社:理論社

詳細は<WEBストア>


大きな海で出会った、くじらといるか。

二匹は好きなものも趣味も違うけど、気が合うともだち。
夜空を眺めながら宇宙について話したり、家でビールやお茶を飲んで語り合ったり。
互いを慈しみながら過ごす日々を、短い詩とお話でやさしくつづる。

詩集『のはらうた』で知られる詩人・工藤直子さん。

教科書にも掲載される工藤さんの詩は、虫や動物や自然をまるで身近な友人のように描きます。
読んでいると、いつの間にか「人間も自然の一部なんだ」と気づきます。
くじらやいるか、海や波と一緒に、自分もいつしか一つになって浮かんでいる。
そんなイメージが広がる、清々しさ心地よさを持つ本です。
長新太さんのシンプルでのびのびとした絵も、眺めるだけでほほえましいです。
児童書ですが、大人が読んでも楽しい1冊。

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